モリケイの誰かのための話

24歳の等身大エッセイです。

続き

 

 

5歳くらいの時、友達と近所で遊んでいて

アパートの1階のベランダ?みたいなところに

植木鉢があって白い花が咲いていた。

 

とっても綺麗な花で

母に見せたくてその花を一輪もいだ。

家に帰って花を見せたらひどく怒られた。

私にはその花が家の人のものだとわからなかった。

この出来事は今でもたまにドシンと怖くなる。

 

 

中学生の時だったかな。

母の日に小さなプレゼントをあげた。

ミニ栽培セットみたいなやつ。

そしたら「こんな無駄なもの買ってこないで。」

って怒られた。

そんなにお金に余裕なかったかな。

500円の気持ちすらダメだったかな。

子育てって大変なんだろうな。

 

 

車の免許を取って半年くらいしたある日。

コンビニで車を擦ってしまった。

母に報告すると鬼の形相で怒られた。

車を買ってくれたのはじいちゃんなのに。

私の怪我の有無よりも先に車の心配だった。

 

 

 

ずっとモヤモヤする。

1000km以上離れているのに親の事。

仕事に戻りたいけど戻れないココロと環境。

休みたいけど寝れば夢を見て休まらない。

動きたいのにカラダがベッドに沈んでいく感じ。

だから自分にもイライラする。

「動いてよ!」って思う。

気持ちも上げたいのに上がらない。

 

涙が出るたびやり直しを喰らっている感じ。

私ってよくなってるのかな?