モリケイの誰かのための話

24歳の等身大エッセイです。

心理士さんの話

 

 

4月初旬に実家帰省療養を開始した。

関東にいるときは週1くらいで実家とテレビ電話をしていた。

「ご飯食べてる?」「身体大丈夫?」

なんて、心配してくれたりもした。

 

実家帰省と同時に両親が新しい仕事を始めた。

そりゃあ、新しい環境のストレスもあるだろう。

自分の元に娘がいれば安心なのか特に何も無く放置と言ったら

聞こえが悪いかもしれないがそんな感じだった。

元々ひとり暮らしだったため生活音が異常に気になった。

 

まあ、そんなこんなで前に「母の話」で書いた通り

私の母は片付けがどうも苦手で広い家も狭くなる。

片付けを手伝えばぶち切れる。

限界で心理士さんにメールをした。

 

 

お久しぶりです。モリケイです。

北海道に帰省し、2週間ほど経ちました。

父と母は新しい仕事で毎日疲れて帰ってきます。日中は弟や妹がおり一緒に過ごしています。

先日、母の家事が少しでも楽になれば良いと思い少しキッチンの片付けをしました。元々母は片付けができずそのことで20年以上夫婦喧嘩をしてきていました。「使ってたものまで捨てないで。」「休むために帰ってきたんなら休めばいいしょ。」「実家に居なかったくせに勝手に片付けないで。」などと言われました。その時私は限界で泣いて叫び「入院する」と言いたした。その場は父も見ておりました。

翌日病院へ行き入院したい経緯を話しました。そして昨日入院予定で父に送ってもらい病院に行ったのですが、たまたま熱が37.8度あり入院出来ずに帰ってきました。病院についたとき父の機嫌が悪いのは察しました。

母が仕事から帰り「熱出たって?」と部屋に声をかけに来ました。言い方はキツさは変わらず話しかけてきてなんとなくしんどかったです。

母が部屋から出てから片付け後に怒られたことがフラッシュバックしパニックになりました。

リビングで父と母が言い合ってるのが聞こえました。頓服を飲んで落ち着いてからリビングに降りると、「お前は勝手だ。横浜へ越すことも入院も勝手に決めて呆れた。」「病気なのはお前だけじゃない。辛いのはお前だけじゃない。なんで死にたいになるんだ。」「じゃあ父さんのパニック発作はどうやったら治るんだ。」などと言われました。正直、父のパニック発作を助長するために帰省したわけではないですし、私の今の状態が理解できないなら休養を受け入れて欲しくなかったです。

入院しようとすれば怒られ、家にいれば希死念慮に対し怒られ、自分の居場所がわかりません。助けてください。

 

 

 

このときは人生2度目のパニック発作を起こし、

死にたい、死にたい!死にたい!!!と気持ちを抑えることに必死だった。

それと同時に私の居場所はどこにもないようでずっと泣いた。

 

 

 

 

 

モリケイさま

 

こんにちは。

メールありがとうございます。

 

ご実家での休養を決められたとき、少しご実家の状況がよくなったとのことで、私も安心していましたが、お辛い状況になったのですね。

モリケイさんが家族を思って、片づけをしたことも、

ご自身を守るため、ご家族との関係を守るため入院する、と決めたのも間違っていないと思いますが、

親御さんの考えとはかみ合わなかったのですね。

 

熱が出てしまったのは、偶然とはいえ残念でしたね。誰のせいでもありませんが、さらにご両親も余裕をなくしてしまったのでしょうか。

私は解熱し、病院の許可がでれば家にいるより入院した方がよいのではないかと思います。

親御さんも煮詰まってしまっている感じがしますので、少し距離を持てた方がお互い少し落ち着ける気がしますし、

そのために一番安全な場所が病院ではないかと思います。

熱がなければ入院できたということであれば、病院も入院が必要と判断したと思いますので、勝手ではないと思います。

 

遠方のため直接ご様子を伺えず、心配ですが、もし、メールだけでも少しでも気持ちが落ち着くようであれば、

またご様子教えてください。

 

モリケイさんがまずモリケイさんご自身を大事にしてあげてくださいね。

 

 

 

 

 

こんなに優しい返事が来るとは思っていなかった。

私の家族を否定せず、私自身のことも否定せず

言葉選びがこんなにも素敵な人がいるのか!!と感銘を受けた。

 

微熱はコロナウイルスでは無く、自律神経異常によるものだった。

 

このメールの感動はまた後日書こう。

(少し眠くなってきた。)

 

 

 

 

 

morikei257さん(看護師)のプロフィール | ココナラ

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