モリケイの誰かのための話

24歳の等身大エッセイです。

障がいの話

 

 

 

私のことを男性と思っても、女性と思っても構わない。

まあ、追々性別はわかっていくのだが。

 

 

“中性的”なひとをあなたはどう思うのだろうか。

私は数年前まで偏見があった。

同性が愛し合うということが想像できず、未知数であった。

 

だが、YouTubeを通して考え方は変わった。

男性に性転換した方が赤裸々に今までの苦悩などを話していた。

素直にすごいと思った。

 

日本は精神疾患患者やLGBT🏳️‍🌈に対する考えや偏見などが根付いている印象があり、後進国である。

それが私はとても嫌だ。

障害がある人に対し白い目で見る人間が嫌いだ。

 

私の叔父には知的障がいがある。

小さい頃は“障がい”がわからずなんとなく周りと違う感じはわかっていた。

物心ついた頃にはなんとなく理解し始めた。

この頃には強迫性障害による汚染恐怖がありそれも私の人生の邪魔をする。

 

出生前診断”をご存じですか?

その名の通り出産前に羊水に穿刺し

羊水から胎児に異常がないか検査をできる。

 

大学受験を控え、小論文の練習をしていたときに

目の当たりにした問題だった。

検査をすることでネガティブなことはなんだろうか。

母に相談した。

 

「もし、障がいがあるとわかって生まれることを諦めてしまったら

今生きている障がいのある子たちが否定されているというか

今生きてる人たちが生きにくくなるんじゃないかな。」

 

そう言われた。

 

 

 

そんなことを今まで生きていて考えたことがなかった。

母体や胎児のことしか私には考えられなかった。

今生きている障がいのある人たちのことを考えたことがなかった。

初めて母のようになりたいと思った。

 

その思いが後々私を追い詰めてしまうことになるとは思わなかった。

 

 

 

 

 

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